繊細さんと呼ばれる人
HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略称で、
現在は、繊細さんとして認知が広まってきています。
人口の20%がHSP傾向があるといわれており、心理学の概念で病気や障がいではな
いとされているようです。
HSPの4つの特性(DOES)
D1、深く丁寧に考える
・情報の処理深い(曖昧だと深読みしすぎる)
・それに対するアイデア、鋭い質問、的確な指摘ができる。
O2、過剰に刺激を受けやすい
・普通の人が
適度な刺激→強い刺激
強い刺激→辛い刺激
・大きな音、強い匂い、人込み、急な予定変更、サプライズなどが苦手
E3、感情の反応が強く、共感力が高い
・人の気持ちを読み取って、相手の考えを予測する
・人の感情と共鳴して、悲しくなったり辛くなったりする
(感情を共有したくなくてもしてしまう感覚)
S4、些細な刺激を察する
・ちょっとした事への反応力が高く、物事によく気付く
・小さな物音、微かな匂い、わずかな味の違い、痛み
HSPの種類
現在HSPの種類は4つに分かれているといわれています。
・HSP(人口の20%)
繊細さんといわれるのがここです。
・HSS型HSP(人口の6%)
好奇心旺盛な繊細さんです。飽き性ですが新しい事が気になると即行動します。
・HSE(外向性のあるHSP)
対人関係を築くのが苦じゃない
・HSS型HSE(HSEの9割)
好奇心旺盛なHSE、物事を人を集めて行動に起こす事が多い(らしい)
HSPの共通した能力
五感が鋭く思考が深い事です。
誠実性が高く人の為に動く事に幸福を覚える人も多いです。
強みを生かすには
・自分自身の強みを組み合わせて使う
・心も体も伸び伸びと自由にしておく
↓
全力を出すには自由を感じて安心できる場所が大切なようです。
まとめと考察
・繊細さんが生きにくい理由は、共感力が高く小さい事も気づいてしまう点だと思います。
・良い刺激も悪い刺激も受け止めてから深く処理するので処理に非繊細さんよりも時間が掛かります。そして受け止められる容量は非繊細さんと同じという点だと思います。
非繊細さんは繊細さんを理解することが難しいです。耐えろ堪えろとはアドバイス出来ません、受け止め方を変えるのも難しいです。扱い方を変えるしかありません、気になった物を手当たり次第でも良いので調べて視野を広げることをお勧めします!
今回参考にした書籍を紹介しています。
HSS型HSPの方は【かくれ繊細さん】
若い人向けでHSPに関して分かりやすく触れられているのが【10代の為の疲れた心がラクになる本】です。